Wednesday, April 20, 2011

in our time:アーネスト・ヘミングウェイ:柴田元幸

作家ヘミングウェイの原典

唖然とするほどの潔さに貫かれたその文章。余計
な装飾はいっさい加えまい、読点一つでも余分に
打つまい、という強い意思が一行一行から感じら
れる。十九世紀後半、マーク・トウェインによっ
て打ち立てられた、いわば「言文一致」のアメリ
カ英語が、ここに至ってさらに先鋭化され、書き
言葉をいっさい拝した書き言葉とも言うべき、緊
張感みなぎる文章が生み出されている。

ヴィレッジブックス、2010年5月20日初版第1刷発行、1000円+税

政権交代の悪夢:阿比留瑠比

警鐘を鳴らし続けた記者が明かす
愚かすぎる
政権の
酷すぎる内幕

結論を言えば、民主党は
あまりに幼く能力不足で
あり、政権交代はまだ早
すぎたのだ。日本の政治
と政治家たちの実情を、
国民に知らしめた以上の
積極的な意味はあまり見
いだせない。

新潮社、2011年4月20日発行、720円+税

日本の大復活はここから始まる!:三橋貴明

日本経済にはびこるウソを暴く!

・耐震・防災の予算を事業仕分けで軒並み削った民主党政権の愚
・TPP加盟を「平成の開国」と言うバカ
・国債の格下げなど屁でもない!
・「デフレの正体」に騙されるな!

学校では教えない日本と世界、ホントの経済の話

小学館、2011年4月19日初版第1刷発行、1300円+税

デフレ時代の富国論:三橋貴明

人口減少でも未来は良くなる!

・日本の時代がやってきた
・国家の富とは何か
・金融純資産と国富の喪失
・日本国民の所得はどうしたら増えるか
・日本の経済学者は破綻物語に絡め取られている
・富国への道

ビジネス社、2011年2月15日第1刷発行、1500円+税

Saturday, September 26, 2009

われら新鮮な旅人





若いということ、それがそれだけで美しく新鮮な時代が、かってこの国にはあった。
たとえ貧しく、毎日を生きていくことにせいいっぱいだったとしても。

耐えることから繰りかえす、それは生きてゆくもののつとめ。ぼくたちは英雄じゃない
英雄とは死じしんなのだ。だから、少年よ無名にあれ、少女よ自律であれ。
                   「ぼくたちの長い一日 2」

     ああ ふしぎだ、世界が
     こんなに新鮮な永遠だとは。
                   「多島海」


ねえ たくさんの白いブラウスが隠している
めいめいの乳首が湛えている厖大な悲哀さえ
内海のひかりのなかで 今日ほんとうにむなしい。
                   「八月のひかり」

     おお 厖大なさざなみのなかで貝が孤独な手をあげる
     それはぼくたちの悲哀の貌のようだ 四つの島で
     四つの季節を繰りかえしているぼくたちの生活のようだ
                   「ぼくたちの長い一日 2」